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自分的やすらぎのスポット、多摩川について

投稿日:2018年6月24日 更新日:

多摩川、いいですよねえw

自分は多摩川付近のビジネスホテルに泊まるときはほぼ毎回のように行っていますが、いやあ、癒されますw

そこで今回は多摩川についてや、花火大会・バーベキュー・釣りなど、多摩川の楽しみ方についてもご紹介してみましょう。

多摩川ってどんな川?

自分的癒しのスポット、多摩川について

じゃらん

 

多摩川は山梨県~東京都~神奈川県を流れている多摩川水系の川で、東京湾に向かう一級河川です。

全長は138kmで流域面積は1,240km2、堤防がありますが首都圏の河川でも護岸化していない部分も多く、川辺には野草・野鳥が多く見られる、自然豊かな川です。

山梨県と埼玉県の境にある笠取山の山頂から流れていて、上流では柳沢峠から流れている柳沢川と合流するまでを「一之瀬川」、そこより下流は「丹波川」と呼ばれて、奥多摩湖へと注いでいます。

「多摩川」と呼ばれている川は、この奥多摩湖にある「小河内ダム」から下流に流れています。ここから青梅までほぼ東に流れ、中流となります。

青梅からは南東に瀬・淵を繰り返し流れ下っています。立川・国分寺・調布などを通って下流となり、大田区と川崎市川崎区の境で東京湾へと流れ着きます。

 

多摩川の水質について

かつての多摩川は広大な扇状地があり、武蔵野台地の基礎を作りました。

多摩川付近には旧石器時代のの遺跡・古墳が発見されていて、付近には昔から人が定住していたとみられます。

あの有名な「万葉集」にも、多摩川にまつわる和歌が収録されているそうです。徳川家康によって多摩川の利水が行われ、米の生産量が増えることによって江戸の生活の基盤となりました。

昭和になると多摩川の環境が汚染され、「死の川」とも言われるようになりました。

しかし、1980年代から下水道が普及し、水質の汚染は緩和されていきました。現在では水質の改善の努力によって鳥類などの付近の生態系も回復しています。

鮎漁も復活し、日野市や昭島市が2018年の3月12日に「江戸前鮎を復活させる地域協議会」を発足し、日本橋の三越に「江戸前のあゆ」という鮎が出荷されています。

急速な水質汚染~急回復した多摩川は、環境保護に向けての努力の成果を象徴する川として、たくさんの市民活動の舞台にもなっています。

 

多摩川で見かける魚類や鳥類

上記の多摩川の鮎は、かつては中流域で掴み取りができるくらいだったとされています。水底に砂利が多いのでコケができやすく、「伏流水」「浅瀬」などもあるため産卵に適している場所が多いためです。

魚だけでなくその魚を狙う鳥も多く、かつてはトキ・オオハクチョウ・コウノトリ・ツルなども訪れていたようです。

現在でも、カルガモ・ハクセキレイ・ユリカモメ・カワセミなどが見られます。

私は先日多摩川を訪れたとき、タカのような鳥が川面を旋廻して餌を探しているのを見かけましたが、ネットで調べたらどうやら「トンビ」だったようです!

 

多摩川の花火大会

多摩川の花火大会
ウィキペディア(Wikipedia)」

多摩川にはいろいろな楽しみ方があります。まず、多摩川周辺で開かれている「世田谷区たまがわ花火大会」と「川崎市制記念多摩川花火大会」があります。

これらはだいたい8月の第3土曜日に行われていましたが、昨年2017年に落雷事故が起こり、今年の2018年からは10月に開催されることになったので、観に行く予定だった人は注意しましょう。

このふたつの花火大会は、国道246号二子橋・東急田園都市線多摩川鉄橋近くを中心にした、多摩川の河川敷の各地で開催されます。

開催場所が近く同日開催もあるので、地元の人たちは「二子玉川の花火大会」と呼ぶこともあります。

打上数はそれぞれ約6000発で観客数は大会あわせて60万-70万人です。世田谷区南部や川崎市、および多摩田園都市地域の夏の風物詩になっています。

ふたつの花火大会にはそれぞれ

世田谷区たまがわ花火大会

・尺玉(10号)サイズの花火を打ち上げられる

川崎市制記念多摩川花火大会

・尺玉(10号)サイズの花火は打ち上げられないが、ノンストップの打ちっぱなしスタイル
で、最近は最後に音楽つきの花火「ハナビリュージョン」という演目がある

という特徴があります。

 

釣り人もよく見かけます

多摩川での楽しみ方は、「釣り」というものもあります。

江戸時代など、かつては鮎が多く釣れる川でしたが、その後は水質の汚染などで釣りができなくなっていました。しかし、最近の環境保護の努力によって水質が改善することで魚が増え、また釣りをする人が増えてきました。

多摩川に行くと釣りをしている人をよく見かけるでしょう。

多摩川で釣れる魚は場所によって違います。上級者向けのシーバスや、初心者向けのハゼが釣れる場所もあります。中域ではバス・コイ・フナなどのほかにも、ウナギ・ドジョウまで釣れる場所もあるそうです。

多摩川は上流~河口まで7つのエリアでそれぞれのエリアを漁協が管理していて、各エリアにより規則が違います。そのため、初心者は事前に確認しておいたほうがよいでしょう。多摩川漁業協同組合本部サイトでは内水面遊漁規則や遊漁料金について掲載されているのでチェックしましょう。

 

バーベキュースポットもあり

多摩川では家族連れでバーベキューも行われています。昔の多摩川は「バーベキューの聖地」とも呼ばれていましたが、現在でがほとんど全域が禁止となっています。

なので、最近多摩川近くで正式なバーベキューができる場所は「多摩川緑地バーベキュー広場」だけになっています。このエリアは、川崎市が「多摩川清掃活動」のひとつとして提供しているので、場内が管理されていて家族でも安心してバーベキューが楽しめるスポットです。

土曜日や日曜日になれば、それはもうたくさんの家族で賑わっています。

場所・〒213-0003 神奈川県川崎市高津区瀬田先
電話・0120-256-889
アクセス・東急二子新地駅から歩いて約5分
料金・一人500円

 

いろいろな楽しみ方がありますね

多摩川についてや多摩川の楽しみ方についてでした。釣りやバーベキューも楽しいですが、ごみは持ち帰るなど、マナーを守って楽しみましょう。

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