ラジコン雑学

今いろいろな方面から注目されているドローンについて

投稿日:2018年9月6日 更新日:

「ドローン」は今何かと話題となっていますね。自分も持ってますが、最近はあんまり飛ばしてませんw今回はこのドローンについてみていきましょう。

ドローンとは?

ドローンとは?

ドローンは「クワッドコプター」「マルチコプター」とも呼ばれる無人航空機です。

ちなみに、4つ以上の回転翼があるのが「クワッドコプター」3つ以上の回転翼があるのが「マルチコプター」です。

一般的のドローンはだいたい4つ以上の回転翼がありますね。回転翼を使うということから「ヘリコプター」として分類される場合もあります。このクワッドコプターで有人機は実用化されたことがないため、基本的に無線で操縦する無人機のことを表します。

このタイプの歴史は意外にも古くて、ヘリコプターができた当初の1907年に飛行が試されています。
クラッドローターの4つの内で一系統でもトラブルが起きれば墜落に繋がります。

そのため、安全性が大事になる空撮では、ローターを6つ・8つにしたマルチコプターを使うのが望ましいとされています。

ただし、いくらローターを増やしてもラジコンのため、「ECM」のような電波を受けると墜落します。

このときは、事前設定した「フェイルセーフ機能」の自動着陸、機体の軽量化などをして被害を最小限に抑えるなどの対抗手段しかないことになります。

 

多くの分野で利用されるドローン

ドローンは現在、さまざまな分野で利用されています。

たとえば日本でもその存在が有名な「火山」の観測で、ドローンが使われていることがあります。
自動航行で火口観測をしたり、観測用のローバーを山頂まで運ぶ等のために使用されています。日本では東北大学と株式会社エンルートが共同研究し、浅間山・新燃岳でフィールド実験を行っています。

ほかにも屋内警備や危険地帯の探査、人が入れない所に入る災害調査などがあり、有名なセキュリティ会社の「セコム」は監視ロボとしてのマルチコプターを作っています。

 

大迫力!ドローンのレース

ドローンのレースについて

ドローンは車や自転車のようなレースにもなっています。

アメリカはドローンのレースを、オリンピック・モータースポーツ部門に加えるといった話があるくらいです。

ドローンレースは通常FPV(First Person View)レースのことをいいます。FPVを訳すと一人称視点ということで、つまりパイロット視点でドローン操縦をするというレースになります。

これが2014年ごろから北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア等で大型レースイベントとして開催されるようになりました。

実際のドローンのレースの様子は、ネットでもYoutubeなどの動画で見ることができますが、飛ぶドローンの時速100km近くになることもあり、まるで「スターウォーズ」のようなすごい迫力ですよね!視聴回数は数100万ビュー以上になることもあるそうです。

また、私はこのレースを「JSPORTS」で見たことがあります。30分くらいの番組でしたが、やはり高速のドローンが飛んでいるのを見ているだけでも面白かったです。

2015年7月にドローンレースの世界大会である「National Drone Racing Championships」がアメリカのカリフォルニアで開催されました。

このレースには120人ほどのパイロット、60社以上のスポンサーが参加し、盛り上がった大会となりました。

賞金は2万5000ドルにもなり、これほどの賞金が出たのは世界初だとか。さらに、この第2回目についても準備が始まっているようで、なんと賞金総額は10万ドルともいわれています!

また、それだけでなく、スポーツの空撮にも使われています。

会場・コース上空の空撮は、2015年にスポーツ放送では初となるマルチコプター中継をアメリカのスポーツチャンネル「ESPN」がX-Gamesの中継で実施しました。

日本でもこの年、インターネット・CATVのトライアスロン大会でマルチコプターによる空撮が生放送で使われました。

ドローン市場のポテンシャルは未知数

クワッドコプター・ドローンについてでした。

ドローンは一大産業になる可能性を秘めているそうで、2020年までには市場の規模が10兆円以上になるかもしれないといわれています。

ドローンを持っているんですが、個人的には未だにあまり慣れないというか、それほど楽しめていないのです。

個人的に、左右対称のボディなのであまり飛ばしている感じがしないんですよねえ。

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