SFでおなじみの「ロボット」ですが、昔はリアルな話ではなかったですよね。
しかし、近頃ではなんと手軽な値段でかなり精巧なおもちゃのロボットが買えてしまう時代になっています。
しかも、自分でプログラムを組んで動かせるものまで!
ここでは、最近のロボットおもちゃを7つ紹介してみましょう。
最先端のロボットおもちゃ!
エレキット フォロ MR-9107
赤外線レーダーを搭載していて、音・光によって感情表現してくれるロボットおもちゃです。
注目なのが、これは組み立てるために工作用ニッパ・プラスドライバーを使う「工作キット」ということです。
ラジコンもそうですが、「組み立てる」ということ自体に意味がありますよね。
モーターの回転がギアの回転になり、ロボットのいろいろな動きになります。
そのため、自分で作ることで機械が動作する仕組みがわかり、科学・工学についての興味が刺激されるなど、お子さんの教育にもなりますね。
また、自分で作るので当然完成品よりも愛着がわきやすいという点もあります。
見事に完成した「フォロ」は、
「なかよしモード」
「たんけんモード」
というふたつのモードで動いてくれます。
「なかよしモード」
では、前にあるものを認識して後いについてくるモードで、近い距離になるとバックしたり、
対象が移動すると向きを変えるという、まるでペットのような動作をしてくれるモードです。
「たんけんモード」
は、前方にある障害物をよけて、移動できる道を探して進んでくれるモードなので、迷路を作ってみるのもよいでしょう。
動作音も「ウイーンガシャッ」と、いかにもロボットという感じで、青いライトの目の部分がかわいいロボットです。
プログラミング・フォロ for micro:bit
上記の「フォロ」の上位版ともいうべきロボットがこの「プログラミング・フォロ for micro:bit」です。
フォロと同じで組み立て式ですが、最大の特徴は、別売りの教育向けマイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」を使って自分で動きをプログラミングすることでできることです!
micro:bitとは、正式名称「BBC Micro:bit」という、イギリスで1980年代から子供たちの情報教育のためにBBC・英国放送協会が開発した、低コスト・低省電力なシングルボードコンピュータです。
イギリスでは、11歳~12歳の小学生全員に無償で配布されているそうです。
micro:bitを使ってパソコンでプログラミングをして、ロボットにさまざなま動作をさせることができます。
たとえば、フォロの顔部分に顔マークを作ってみたり、micro:bitをもうひとつ使って無線通信機能で遠隔操縦したりなど、楽しみ方が豊富にあるのが魅力!
日本でも、今年2020年からプログラミング教育が小学校が必修となるそうなので、これはお子さんのプログラミング教育のためにも最適ではないでしょうか?
タミヤ プログラミング工作シリーズ No.02 マイコンロボット工作セット ホイールタイプ 71202
タミヤ プログラミング工作シリーズ No.02 マイコンロボット工作セット ホイールタイプ 71202
あのラジコンメーカー最大手の「タミヤ」が、面白いロボット工作セットを販売しています。
こちらも「BBC Micro:bit」を使ってプログラミングしてさまさまな動きを作り出せますが、注目なのが「BBC Micro:bit」が付属しているという点!
プログラミング・フォロ for micro:bit は別売りですが、こちらは同程度の値段で付属しているので、組み立ててプログラミングすればすぐに遊べます。
ラジコンメーカで安心のタミヤ製ということで、組み立てもしやすく、動作も面白い!
また、超音波センサーがついていて、障害物を避けて進む動作がディフォルトであるので、パソコンを持っていなくても遊べます。
ロボット おもちゃ 男の子 女の子のおもちゃ 電動ロボット プログラム機能 手振り制御 タッチモード 歩く/ダンス/ソング 誕生日 子供の日 クリスマスプレゼント「日本語取扱説明書付き」
ロボット おもちゃ 男の子 女の子のおもちゃ 電動ロボット プログラム機能 手振り制御 タッチモード 歩く/ダンス/ソング 誕生日 子供の日 クリスマスプレゼント「日本語取扱説明書付き」
今回紹介したもののなかでは、これが一番「ロボット」らしいのではないでしょうか?
お手ごろ価格なのに、機能がたくさんあります。
歩いたりダンスしたり歌ったり、頭に触れると言葉をしゃべったり!
手を振るだけで、ロボットを操作することもできます。
とにかく誰もが考えるような「ロボット」が欲しいという人におすすめです。
COZMO (コズモ)
COZMO (コズモ) は、人工知能が搭載された最先端のおもちゃです。
いろいろな動作や喜哀怒楽の感情表現をしてくれるので、まるで生き物みたいという評判も!
さまざまな表現がなんと1000パターン以上もあるというからおどろき!
さらに、学習能力があって、遊べば遊ぶほど進化してくれます。
COZMOで遊ぶにはスマホが必要になります。
顔を登録したら名前を読んでくれたり、いっしょにキューブを使ったゲームをしたり、指にじゃれてたきたりと、とにかく遊びの種類が豊富!
ただし、高額なおもちゃですがバッテリーが寿命になると交換できない仕様なので、それだけが難点ですね。
マイルームロビ
「Robi」というの二足歩行ロボットがありましたが、「Robi」がおもちゃになってお手ごろ価格で購入できるのが「マイルームロビ」です。
このロボットおもちゃは、基本的に「おしゃべり」で楽しむのが基本で、約2000のフレーズが搭載 されています。
部屋の明るさ・温度・湿度・音・人の動き・季節などによってさまざまな言葉をしゃべってくれます。
曜日の感覚もあって、毎日セリフが変化するというのも楽しみ。
恐竜ロボット
こちらはロボットの恐竜を操作できるラジコン。
このラジコンには、いろいろな面白い特徴があります。
まず、この恐竜ラジコンは、ワクワク(緑)・好奇心旺盛(黄色)・イライラ(赤)という3つの気分を持っていて、頭部横の色で識別できます。
さらに10種のコマンドが出せて、恐竜の気分により各コマンドに対して違った反応をしてくれます。
そのときのコマンドによっては、恐竜をイラつかせたりそわそわさせてしまうかもしれません。
しかし、通常ははフレンドリーなので、話す・歌う などをしてくれて、特定の場所に触れればサイコロ・ピンポンといったゲームもできてしまう!
操作はジャイロスコープで動き回ってくれて、コマンドによって前かがみ・立つ・座るなどの動作があります。
また、バッテリーの残量が少なくなると自分で知らせてくれたり、しばらく遊ばないとはスリープモードになって電池を節約するなど、とても賢い恐竜です。
大人の一人暮らしにもいいかも?
最新のロボットおもちゃ7選でした。
いやあ、いろいろなロボットがありましたねえ。
ちょっと前までは考えられなかったようなものがたくさん販売していますよね。
おもちゃといえ、大人も子供も楽しめる商品ではないでしょうか?