ネタバレ注意
この前、「ホット・ゾーン」という本を読んだ。
これは、リチャード・プレストンという人の書いた「エボラ出血熱」についてのノンフィクション。
ウィルスの感染症「エボラ出血熱」について詳しく書かれているんだけど、特に冒頭がかなり衝撃的。
冒頭、アフリカでエボラ出血熱に初めて感染した人物の描写があるんだけど、これがかなり怖い&グロイ。
ノンフィクションなんだけど、冒頭はまるで最高に怖いホラー小説を読んでいる感じ。
「バイオハザード」みたいなことってほんとにあるんだなあと。
あのスティーブン・キングも、この第一部が「今まで読んだ本のなかで最高に怖かったものの1冊」
とまで言っている。
自分も、怖いんだけど止められないという感じで、夢中になってあっという間に読んでしまった。
これを読むと、しばらくの間でも平和ボケがぶっ飛びと思う。マジで。
いやー、これはぜひ皆さんに読んでもらいたい一冊ですよ。
後半は、この「エボラ出血熱」がアメリカのバージニア州レストンにある施設のサルに感染したかもしれないということで、この施設を舞台に陸軍の女性中佐をメインにした選抜チームが、命がけの処理に向かう。
もしかしたら街に飛び火して「パンデミック」になるかもというスリルが全編にあってヒヤヒヤするんだけど、結局事なきを得たという内容。
しかし、ノンフィクションなのでこれも実際にあったというところがすごい怖い。
前半と後半は、ほとんど別物の内容といっていいかもしれない。
いやー面白かったんだけど、最近この本がアメリカのテレビドラマになって(前映画にもなってる)、ナショナルジオグラフィックで放送されたとか?なんだー、うちでナショナルジオグラフィック見れるから、見たかったなあ。
また放送してもらいたい。