今回は、Etymotic Research(エティモティック・リサーチ)のイヤホン、「hf5」のレビューについてです。
【国内正規品】 Etymotic Research インイヤーイヤホン HF5-BLACK
このイヤホンの特徴は、何と言っても遮音性が半端ないの一言に尽きます!
自分は元々、マンションや外のいろんな騒音が嫌だったので、そのことについてネットで調べているときこちらのサイトでこのイヤホンを知ることができました。
http://mimisen.life.coocan.jp/
こちらのサイトには本当に感謝しています。
抜群の遮音性
遮音性についてなんですが、これがもうとんでもなくすごい!!
イヤーピースはデフォルトのキノコのような三段フランジはつけにくい・痛いという口コミが多く、自分も何度も試してみたものの合わなかったため、弾丸タイプのイヤーピースにしています。
よくSHURE(シュア)の「SE215」と比べられることがあるhf5ですが、自分の中ではぶっちぎりでこっちが上です。
これをつけて音を流すと周りの音がほとんど聞こえなくなります。
まさに耳栓がイヤホンになっている感じです。
また、同じ遮音性が売りのBOSEのクワイエットコンフォートシリーズに比べても、QC 25は連続音・低音を低減するのが得意なわけですが、hf5はほとんどの領域の音を消してくれます。
QC 25は音の「低減」という表現がぴったりですが、これはほとんどシャットアウトに近いですね。
ただそれでも大声なんかはどうしても聞こえてしまいますが。
あと、BOSEには「QC 20」と言う、これもノイズキャンセルが搭載されているイヤホンがあるわけですが、自分もこれをBOSEの一か月無料体験で借りてみたことがありますが、確かにすごい効果がありましたが、やはりこのhf5にはかなわなかったので返品することにしました。
繊細な音
さらに音についてなんですが、1万円以上もしたイヤホンのため、こちらもすごくいい音を聞かせてくれます。
一言で言えば、繊細という音でしょうかね。
低音は普通のイヤホンのようにあまりありませんが、その代わりキレの良いクッキリした音になっています。
BOSEの「QC 25」がよく言われているように誇張された音だとすれば、この hf5は音源をそのまま鳴らしてくれるといった感じです。
僕はこの2つを持っていますが、どちらもそれぞれに味があると思うので両方とも好きですね。
「QC 25」の音が豪華なレストランの料理だとすれば、hf5の音は高級な日本料理屋といった感じでしょうか。
例えばこないだふと聞いていた時、それまでは別になんてことなく流していた曲の一部のピアノの旋律がとんでもなく綺麗に聞こえたことがありました。
ちなみにこの部分を他の普通のイヤホンやヘッドホンで聞いてもなんてことなかったんですが、「hf5」で聞くとすごくいい音に聞こえたんですね。
高級なイヤホン・ヘッドホンというのは、安いものでは聞こえなかった音が聞こえてくるということがよく言われていますが、まさにそのような感じです。
hf5の難点・デメリット
というわけで、ここまで良いことばかり書いてきて自分でもお気に入りのイヤホンなんですが、難点もあります。
それはもちろん遮音性が半端ないので、取り扱いに注意しないといけないということです。
これをつけて音楽を聴きながら外を歩いているとちょっと危険ですね。
使うときは自分でも危険だとよく言い聞かせていないと、危ないかもしれないので気をつけましょう。
あと、遮音性が高いため、ちょっと音を大きくして聞いたりすると耳が痛くなる!
これがちょっといやなんで、もう少し音量を上げたいという誘惑を我慢しながら小さめな音で聞いています。
それからもう一つの難点といえば「タッチノイズ」ですかね。
この辺は僕は神経質じゃないのであまり気にならないんですが、気になる人もいるんでしょう。
歩いているとイヤホンのコードが服に当たる音でしょうか、ガサガサという音が聞こえてきます。
でも、この辺は工夫次第で何とかすることができると思います。
自分も、イヤホンの止め部分の位置をいろいろと変えることでこのタッチノイズを抑えることができたことがあったので、工夫すれば何とかなるでしょう。
hf5のまとめ
ということで、エティモティックリサーチの hf5というイヤホンについてでした。
僕と同じように世の中の騒音に悩まされている人は、耳栓のようなこのイヤホンはいかがでしょうか?
ただ、このイヤホンは自分の中で一番好きなイヤホンなんですが、取り扱いも含めてかなり神経質な感じのイヤホンなんですね。
遮音性ということから言えば、今現在ではこれ以上のイヤホンはないのではないでしょうか。
音も、さすが高級イヤホンだけはあるというものを聞かせてくれます。
しかし、タッチノイズがあったり音量や歩いている時は周りに気をつけたりしないといけないという、諸刃の刃的なイヤホンなんです。
でも、自分はとても気に入っている逸品です。