沖縄県の宮古島は、海が非常にきれいな観光スポットとして有名です。
暑い沖縄の中では比較的におだやかな気候というのもポイントですね。
ここで、宮古島の定番観光スポットを5つ紹介してみましょう。
まずはやはりここ!宮古島で定番な観光スポット
ここでは、宮古島に来たらまずはここという、定番なスポットを紹介してみました。
やはり、まずは透明度が高くて非常にきれいという宮古島の海ですよね!
東平安名岬
東平安名岬(ひがしへんなざき)は、沖縄県の宮古島市、城辺字保良にある、太平洋と東シナ海に面している岬です。
宮古島の南東の端にあり、この島の代表的な観光地のひとつとなっています。
隆起したサンゴ礁の石灰岩からできている岬で、断崖の海岸からは強風が吹き寄せています。
テンノウメ・イソマツを中心に風衝地に特有の植物が見られ、
1980年には「東平安名崎の隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落」という、沖縄県天然記念物に指定されました。
65科・222種もの高等植物が生育しているという報告があります。
さらに、4月~5月にかけては、いかにも南国風の花「テッポウユリ」が岬の一帯で咲くために、これも観光名物になっています!
場所・沖縄県宮古島市城辺保良
電話番号・0980-73-2690
アクセス・宮古空港からタクシーで30分
与那覇前浜ビーチ
与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチは、宮古島の南西端にある7kmにも及ぶ白砂の海岸です。
都心に住んでいて白い砂浜なんて見たこともないという人もいるでしょう。
そのため、この「これぞ南国のビーチ!」という点が人気で、トリップアドバイザーの「日本のベストビーチ トップ10」において、2017年・2018年で2位に選出されています。
特徴的なのがマリンブルーのきれいな海の色です!
この非常にきれいな海は調査でも明らかにされています。
2016年に沖縄県の行った水質の調査で、シーズン中「水質A」と判定されました。
場所・〒906-0000 沖縄県宮古島市下地与那覇1199番
アクセス・宮古空港からR390、県道235経由、与那覇方面に20分
砂山ビーチ
砂山ビーチも、宮古島を代表するビーチのひとつです。
宮古島西岸にあり、砂の丘(砂山)にある砂浜のため、砂山ビーチという名前になりました。
短い砂浜ですが、背後の砂山と、左手にある岩でできた天然のアーチがあって、独自の景観を持っていることが人気です。
この岩のアーチは、波の浸食のためにできたものだそうで、宮古島の観光スポットとして象徴的な存在になっています。
ただ、昔からからこのアーチには落石が見られ、上側は金網で覆っていました。
その後、この金網では不十分ということになり、支柱で支える工事が検討されたものの実施は見送られ、落石・崩落の危険から2018年の10月から手前に防護柵ができて辺りは立入禁止になりました。
この立入禁止は当面は継続されるということです。
場所・〒906-0000 沖縄県宮古島市
アクセス・池間一周線(バス)・成川入口(平良から約10分)・ 下車して徒歩で約45分
大和井
大和井とは、「やまとがぁ」「やまとがー」という独特の発音をする石造遺跡です。
1992年には近くにある「ぶとら井」と共に国の史跡にもなりました。
隆起した珊瑚礁の島の宮古島には川らしい川はなく、雨が地下水になって海に流れます。
海岸の近くなどには、それが湧き水になって湧き出している所があって、これを「ガー」と呼び、宮古島に住む人たちの貴重な水として利用されてきました。
大和井というのは宮古島の市街地付近にあるこの「ガー」のひとつです。
大和井は石の階段を降りた場所にある「降り井(うりがぁ)」で、周囲は約20メートル、高さは
約6メートルという石積みの穴底に石敷き広場を作り、その奥が取水口になっています。
広場まで折れ曲がっている石段が続き、途中に門扉が設けられたような閂の跡があります。
これは、1720年に掘られたものとされています。
伝承では、これは首里王府・薩摩藩からきた役人のための井戸であったという説もあります。
石細工や厳重な管理がされていたと思わせる閂の跡が残り、美しすぎる遺跡と評判となっています。
おなじく史跡になった「ぶとら井」は、大和井からすぐ北西にある井戸で、こちらは簡素な造りのため、一般住民用であったものと考えられています。
場所・〒906-0006 沖縄県宮古島市平良 字西仲宗根土川・不佐手
電話番号・0980-77-4947
アクセス・宮古空港から車で15分
先島諸島火番盛
これぞ沖縄の歴史を感じる観光名所を探している人におすすめなのが先島諸島火番盛です。
先島諸島火番盛(さきしましょとうひばんむい)は、沖縄県の宮古諸島・八重山諸島の島に点在している遠見番所群です。
2007年には13の島の18箇所が史跡に指定され、2014年に宮古島市大神島の大神島遠見台も指定され、14の島・の19箇所が指定されました。
中国に近い位置の先島諸島は、1644年頃に琉球王国を含めていた薩摩藩からの要請で「遠見番所」が設置されました。
ここでは、のろしの火を燃やし監視していたことから、「火番盛」と呼ばれているのです。
火番盛は中国へ向かう進貢船の状況・異国船を監視して、のろしを上げることで火番盛伝いに番所・蔵元に伝え、琉球王府へと知らせていました。
日本の南西端に位置するこの付近の歴史的位置づけを今に伝える史跡となっています。
宮古島の池間遠見史跡へは、宮古島の池間大橋から行くことができます。
石畳の階段がいかにも沖縄な感じで、こういった史跡を観光するのもいいですよね。
場所・〒906-0601 沖縄県宮古郡多良間村塩川 〒906-0601
歴史を感じる史跡もある!
宮古島の定番観光スポット5選でした。
もちろん定番のビーチもいいですが、歴史を感じる史跡も独特の趣があるので良い感じですね。
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